史跡

銅座の跡

1766年(明和3)銅の管理を行う銅座がここに置かれました。江戸時代、銅は重要な輸出品で、大坂は当時の銅精錬業の中心でした。諸国の銅山より産出した粗鋼は銅座がすべて買い上げ、大坂で技術を競っていた銅吹き仲間に精錬をさせた後、再び集めて海路長崎に送り輸出されました。銅の密売を防ぐために、古銅類買い上げの精細な規定がつくられ、銅器の破片にいたるまで管理されていました。
1880年(明治13)、跡地に愛珠幼稚園が設けられました。

名称:銅座の跡 -The Site of Doza
所在地:大阪市中央区今橋3丁目1-14 愛珠幼稚園前

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